椎間板ヘルニアは激しい痛みが伴うものがほとんどです。
主に腰を曲げる動作で、椎間板の中身が飛び出て神経に触れてしまい、それで痛みが出るというメカニズムです。
そのため、腰を曲げる動作、腰を曲げた状態が続くときに痛みが出やすいのが特徴的です。
基本的には、痛みの防御反応で硬くなった筋肉を柔らかくして、椎間板に負担のない元のスムーズな動きを取り戻してあげられれば、手術も回避することが出来ます。

脊柱の変性で脊髄（神経）の通り道が狭くなることで脊髄を圧迫、または血管を圧迫することで脊髄（神経）を血流不足にさせる症状です。
Asian Spine Journal(2018年)に発表された研究では、手術をしても改善率は50%。手術をしても腰や首、手足に痛み等の症状が続くことを脊椎手術後症候群(FBSS)と称して医学的疾患として分類されるようになり、打つ手が難しい症状でもあります。
当院では、脊柱の関節とそれに関連する筋膜、筋肉の状態を改善することで症状改善を図っています。脊柱の変性が重度でなければ手術の必要もありません。

主に硬くなったおしりの筋肉が神経を絞扼してしまう梨状筋症状群と、椎間板ヘルニアとの併発の２つが代表的です。
原因として、長時間のデスクワークが関係するため、座り仕事の方に多く、４人に1人の割合と言われています。また、約7割が女性の方です。
当院では根本的な改善のために、硬くなったおしりの筋肉だけでなく、座り姿勢やデスク周りの環境改善も視野に入れて施術を組み立てています。

原因が様々で、総称して”肩関節周囲炎”といわれることもあり、年代に応じて”四十肩・五十肩”ともいわれます。
肩周りだけで数多くの筋肉があり、治すためには筋肉同士の関係や、痛む角度との関係性を網羅する手間があるため、ほとんどは痛み止めに頼ってしまうのが一般的です。
自然治癒では平均1年かかりますが、関節が固まって動ける可動域が減って困っているという二次症状が生じやすいリスクがあります。
当院では、早い段階で施術を行えば二次症状のリスクも低く、平均3ヶ月で改善を狙える症状です。